ワークスペースツール

TODO

開発中に書き留めることの半分は一行で足り、その日の午後だけ生きています。 PR の前にあの変数の名前を直す、フィクスチャのパスが違う、リトライ回数の 上限を確認する。イシュートラッカーはこれには重すぎ、走り書きのファイルは うっかりコミットされ、付箋はリポジトリを切り替えた瞬間に消えます。

TODO はそのためのリストで、いま開いているリポジトリに結び付いています。

1 件を開いた TODO 一覧。メモと優先度が見える

どこに保存されるか

リポジトリの中ではありません。TODO は Gitcito 自身の設定に、リポジトリのパスを キーとして保存されます。ここから知っておく価値のある 3 つの結果が出ます。

  • 何もコミットされません。 git status にファイルは現れないので、TODO が コミットや差分に紛れ込むことはありません。
  • 他の人には見えません。 これは自分宛てのメモであって、共有バックログでは ありません。チームの仕事なら、それはイシューの領分です。
  • ブランチではなくフォルダーに付きます。 同じクローンを 2 つのタブで開いても リストは 1 つです。同じプロジェクトをディスクの別の場所にもう一度クローンすれば、 別のリストになります。

書いたときにチェックアウトしていたブランチは 文脈 として記録され、詳細に 表示されます。どこにいたかの手掛かりであり、絞り込みではありません。別の ブランチに切り替えても TODO は消えません。

書き方

一覧を開きます — TODO セクション見出しの ↗ ボタン、ステータスバーのチップ、 またはコマンドパレットの TODO。行を入力して Enter を押すだけです。 サイドバーのセクションは読んでチェックを付けるための一覧のままで、書く場所は 一箇所に保たれます。

並び順は決まっています。まず未完了 — 優先度「高」が「標準」より上、「標準」が 「低」より上 — で、同じ優先度なら古いものが先。いちばん長く放置されたものこそ 見る価値があるからです。完了したものは下に沈み、直近でチェックしたものが上に 来るので、押し間違いはすぐ戻せます。

自分の順番に並べる

既定の並び順には主張があり、ときどき外れます。今日の午後に本当にやるつもりの三つ は、必ずしもいちばん声の大きい三つではありません。行のグリップをつかんでドラッグ するか、行の ▲ / ▼ ボタンを押すと — Alt と矢印キーでも同じ — 並べた順 のまま保たれます。

最初のドラッグや移動で 手動の並び順 が有効になります。フィルター行のチェック を外せば優先度による並び順に戻り、そちらは元のまま覚えられています。知っておきた い制限が二つ:

  • 動くのは未完了のタスクだけです。 完了したものはどのモードでも下の山に、最後 にチェックしたものを先頭にして残ります。
  • フィルターに文字が入っている間は並べ替えが引っ込みます。 見えていない隣を飛 び越した行は、思っていない場所に着地するからです。

優先度は各行の横のシグナルバーとして表示され続けます(低は 1 本、高は 3 本)。 ステータスバーの黄色いチップも引き続きこれで決まります。

見に行かなくても分かる

サイドバーのセクションとステータスバーのチップが 1 つのウィンドウに

目印 場所 意味
☑ 3 チップ ステータスバー、ブランチ名の左 未完了の件数。優先度「高」があれば黄色
件数バッジ サイドバーのセクション見出し 同じ数字を、一覧のすぐ隣に

どちらも 0 件では消えます。「0 件」を出し続ける表示は家具であり、家具はやがて 目に入らなくなるものです。

詳細ビュー

TODO をクリックすると — サイドバー、ステータスバーのチップ、コマンドパレットの TODO のいずれからでも — 詳細ペイン付きの一覧が開きます。

項目 役割
タイトル その一行。その場で編集でき、保存ボタンはありません。
メモ タイトルに収まらないすべて。なぜ必要か、どのファイルか、何をもって完了とするか。
優先度 低・標準・高。並び順とステータスチップの色を決めます。
作成 / 完了 書いた日時と、チェックを付けた日時。
作成時のブランチ そのときチェックアウトしていたブランチ。

同じ画面に絞り込み欄、完了も表示 の切り替え、そして 完了を削除 があり、 最後のものはチェック済みを完全に消す前に確認します。

この切り替えは 設定 → 外観 → 完了したタスクを隠す と同じスイッチです。オフにすると、チェック済みのタスクはこの一覧からもサイドバーのセクションからも消えます。削除はされず、件数には引き続き含まれます。既定では隠す設定なので、最初は未完了のタスクだけが表示されます。

あえてしないこと

  • 期限も、催促も、通知もありません。 せかす TODO リストはカレンダーです。 これは見に来るまで黙って待ちます。
  • 同期も共有もしません。 端末から出ませんし、ワークスペースのエクスポートにも 含まれません。
  • イシューやコミットとの紐付けはありません。 それだけの構造が必要なメモは この一覧を卒業しています — イシューを立ててください。
  • 削除は取り消せません。 git が記録していなかったものなので、削除に対する 取り消し履歴もありません。

関連項目: リポジトリごとの設定 · ミッションコントロール

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